【書評】「自然体」 遠藤 保仁 vol.2

2011年書評48冊目。
しばらく振りの更新となってしまいました。
そして久しぶりの書評です。
書評と言っても再書評。
以前書評を書いたガンバ大阪、遠藤 保仁の自然体を再び読みました。
ちなみにこの本は私の2010年良書ランキングの第1位です。
今のところ人生で1番好きな本と言ってもいいかもしれません。
最近読書から遠ざかる生活が続いており
読書生活復活のための勢いをつけるために大好きなこの本を読みました。
やはりいいですね。
心の奥底からエネルギーが湧き出る感じがしました。
ヤットの考えや仕事(サッカー)に対する価値観が私が
目指す人生観とマッチしていて、彼のようなスタンスで仕事をして
人生を楽しく生きたいという私の目標にもなっています。
なのでこの本がとても好きです。
熱いけれど、サッパリしているところはサッパリしていて、
でもやっぱり熱いけれど外目にはそれを見せない。
そんな自然体な心、考えで人生を生きているヤットが
私にとってはとても眩しく目標でもあります。
私もそんな自然体で人生を歩んでいきたいと思います。
(私の自然体ってどんなだろう。。?)
前置きが長くなりました。。
前回の書評とは少し違う箇所に目がとまったのでその辺りを簡単に紹介したいと思います。
ミスを恐れるな
俺は、いつも「ミスしてもしょうがない」と思ってプレーしている。
中略
ミスを恐れて、安全なプレーを選ぶことはない。そういうプレーは誰でもできるプレーだし、
自分がピッチに立っていることの意味を理解しているなら、ミスを恐れずに自分のプレーを
出していくことが一番重要だからね。 P.86
自分がチームの代表の11人に選ばれてピッチに立っている意味、
これは会社で自分が雇われて仕事をしている意味とイコールな気がします。
なぜ自分がこの仕事をしているのか?
選ばれて行っている仕事に対して、成果を出すためにどのような働きをすべきか。
を自分を選んでくれた会社のために常に考える必要があると思います。
そのためにはミスを恐れて消極的になってはいけない。
もちろんやってはいけないミスもありますが、
ミスを恐れずに自分がいる意味を最大限発揮できる動きをしないといけないと思います。
分かっていても難しいんですけどね。
家族への恩返し
俺が不在の間、嫁は3人の子供の面倒を見ているわけでしょ。
それを考えたら少々、自分の体がきつくても休みの時は家族サービスをしないといけないし
中略
遠藤家の休みは家族優先。それで嫁がいい気分になってくれると、
俺はまたサッカーに集中できるからね。 P.180
私にはまだ子供はいませんが、家族はいます。
そしてヤット同様に休みの日には家族と過ごすことを優先に考えるようにしています。
上記の文章を引用したのはヤットが家族からの支援を大切に思っているから。
家族からの支援ってついつい忘れがちになってしまうと思います。
私も毎日ご飯を作ってもらったり、仕事で着るワイシャツにアイロンをかけてもらったり、
他にも色々な家事をしてもらったりしていますが時にはそれが「当たり前」のことのように
感じてしまっていることがあります。
でもそれは決して当り前ではありません。
たまに嫁が出かけて1人のときにはそのありがたみが良く分かります。
平日仕事があるときはどうしてもサービスしてあげられないから
せめて休日くらいは今よりももっとサービスしてあげたいですね。
(今はまだ自分中心に考えてしまっている時が多々あると思います。
ダメな夫です。。orz)
これで子供ができたらどうなるんだろうなぁ。
私は子供が好きだから多分、あまり遊びとかに行かなくなって
今以上の家族サービスするようになるだろうなぁ。
(なんてね)
人生、ダメでもともと
先生が「人生、ダメでもともと」と教えてくれた。
中略
それから、
「別に失敗してもいいし、失敗してもその後どうしたらいいのか考えればいい。
人間だからミスしても仕方ない。ちょっとしたミスぐらいで何をガタガタ言っているんだ。」
って思えるようになった。 P.181
上述した「ミスを恐れるな」と似ていますが、
この本を読んでいて思うことはヤットはミスや失敗の類に一切の恐れを抱いていないこと。
成長するために最も効果があることはミスや失敗を重ね、反省し、乗り越えることだと
私は思っていますが、人間は誰しも失敗を恐れます。私も失敗は怖いです。
ですが、ヤットはあえてそれを受け入れ、乗り越えて成長していると思いますし、
そのスタンスこそが彼の「自然体」な姿だと思います。
そう、
人生、ダメでもともと
私ももっともっと失敗していかないと。
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余談ですが、
私が普段仕事で使う会社の名刺の裏に好きな言葉や好きな本を書く欄があるのですが
(1人1人違います)好きな本の箇所にはもちろんこの「自然体」を書きました。
どんな理由でも構わないのですが自分が心の底から好きだと思える本がある
ということはとても幸せなことだと思います。
これからも読書を続け、数々の良書と出合うと思いますが
何年経ってもこの本は読み返しその度にエネルギーをもらうと思っています。
小学館
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