【書評】「成功するのに目標はいらない!―人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方」 平本 相武

2012年書評3冊目。
久しぶりに自分の価値観や考えを良い意味で変えてくれた良書と
出会えたのでご紹介したいと思います。
通常、目標を立てる場合どのように考えて立てるでしょうか?
●なりたい理想像を明確にイメージし、そこから毎月、毎週、毎日行うべきことに
タスクをブレークダウンして日々こなしていく。
上記のような考え方が一般的ではないでしょうか?
ですが、
将来の理想像をイメージすることが目標を立てるうえで大切だと分かっていても
なかなかうまくイメージできなかったり、どこか違和感を感じることはありませんか?
そのような場合、
あなたは「ビジョン型」ではなく「価値観型」かもしれません。
もう少し全体像からお伝えすると、
本書では、自分の行動・判断の指針になるもの、動機づけになる「やる気の素」として
「自分軸」という軸が登場します。
人は自分の自分軸に基づき、行動・判断を行っていきます。
その自分軸の中には「ビジョン型」と「価値観型」という2つの型が存在します。
「ビジョン型」
⇒行先を重視する。ありたい姿を思い浮かべる。あの姿にたどり着きたい。
夢や目標という言葉にワクワクするタイプ。
「価値観型」
⇒理由を重視する。自分にとって大事なことで一日一日を満たしたい。今までの経験の中で
育まれてきた自分らしさを大事にしたい。
夢や目標という言葉よりも「今」持っている仕事へのこだわりや思いに対してモチベーションが
上がるタイプ。
簡単に両者の違いを述べると上記となります。
・将来の理想像を思い浮かべそこに到達するために頑張る「ビジョン型」。
・今まで大切にしてきた「人の役に立てる」、「笑顔に溢れている」等の
自分にとっての価値観が満たされるかどうかが大事な「価値観型」。
・「この業種のこの仕事」と決めている「ビジョン型」に対し、
価値観が満たされれば特に業種は関係無い「価値観型」。
説明が下手かもしれませんが少しはイメージできますでしょうか?
そのため、価値観型の方は未来の理想像や目標を立てることがあまり得意ではないかもしれません。
目標を立て、それに向かっていくことで夢は実現する。
とよく言われますが、では目標を立てることが難しい価値観型の人は夢を実現することは難しいのか、
と言うとそうではありません。
あくまでやる気を出す源が未来へのビジョンに向いているか、これまでの価値観に向いているかの
違いだけの話です。
1つ1つ、1日1日にフォーカスを当て自分のすべきことをこなせば目標が無くても成功する、
やりたいことを叶えられる、と本書は説いています。
さて、
あなたは「ビジョン型」、「価値観型」どちらの型でしょう?
なお、本書の中に自分はどちらの型かを確認できる質問がありましたが
私は「どちらかといえば」価値観型かと思いました。
自分の価値観を満たす出来事が大切だと思いますが、その一方で未来をイメージすることも
同じくらい大切だと思っていて日々イメージするようにしています。
但し、前者の方が自分にとってしっくり来ます。
そのため、どちらかといえば価値観型の人間だと思いました。
自分の型を理解して、バランスを見ながら今後の自分と向き合っていきたいと思います。
こう書房
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